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第18回文学フリマ新刊『Ku;turtrieb-G Vol.6』寄稿募集中

年末・年明けと別働隊C-ROCK WORKの作業で手一杯だったので、『KTG』の作業が全然進められてなかったのですが、とりあえず次回の特集概要の草稿完成。

文章・絵・写真等、寄稿大募集中です。


Kulturtrieb-G Vol.6

特集:セーラー服――天の羽衣あるいは戦士の記号(仮)――
仕様関連とか

・A5、120~140頁程度、オフセット、100~150部予定。
・本文用紙:淡クリームキンマリ90K(予定)。
・表紙:JMAHIRO。
・編集、DTP:鈴木真吾。
・頒布:資料性博覧会(5月3日、中野)にて先行頒布、第18回文学フリマ(5月5日、東京流通センター)。
特集概要とか


・「セーラー服」を切り口に、ヴィクトリア朝期の子供服~今日のアニメまで(一応、『キルラキル』も取り上げたい)を扱う。
・特集の中で押さえておきたいと検討しているポイントは、下記の辺り。
1、セーラー服が日本海軍に取り入れられ、女学生服に採用される過程。
2、戦時中の報国少女――銃の訓練を受けるセーラー服の少女たち(戦うセーラー服のイメージの原型)。

3.映画版『セーラー服と機関銃』ドラマ版『スケバン刑事』の影響。特に「少女鉄仮面伝説」の『スケバン刑事II』と、「セーラー戦士」という言葉が初めて使われた『劇場版スケバン刑事』。『III』の後番組である『少女コマンドーIZUMI』。

4.寺山の映像作品や月蝕歌劇団。ノスタルジーの記号と、アングラ的なモチーフの交差点であり、現在のサブカル・アングラの源流のひとつ。

5.ロリコンブームの影響(吾妻ひでおの影響大?)で、おたく文化の中に広がるセーラー&OVA作品(『プロジェクトA子』、『戦えイクサー1』)。ラムちゃんとセーラー(80年代の『アニメージュ』にラムちゃん特集あり)。

6.制服改定、ブルセラブームと『セーラームーン』(最初はブルセラブームのパロディと東映特撮美少女戦士――『ポワトリン』、『トトメス』、『中華なぱいぱい』、『シュシュトリアン』へのオマージュ的な色合いが強かった。放映当時の受容とか、語られ方)。

7.サブカル&アングラ的ないいしょう、自撮り文化でセーラー服は好んで用いられる理由等――アーバンギャルド辺りも含む。

8.セーラー服を「天の羽衣」と呼んで、偏執的にセーラー作品を描き続ける中村宏について。

9.なんでセーラーに惹かれるのか? レトロ的な要素があるからと思いつつ、色々とセーラー服そのものについて考えてみたり――『ブラッド』シリーズや『キルラキル』に見る、刀剣を持って戦うセーラー戦士の表象とか。

10.セーラー服=女だけども、男のセーラー(海軍)辺りも少し取り上げたい。

11.あと、絶対に言及する必要があるのは『艦隊これくしょん』。CGMとかゲーム内容というよりも、キャラクター造形とか衣装類(1、2、10)とも被る。

12.『魔法少女まどか☆マギカ』のセーラー服の魔女とか。
募集内容とか(文章類――論考系orエッセイ的なもの)

・セーラー服についてのもの(実体験や日常の中にあるセーラー服の表象)。
・作品論/作家論。
・ブルセラ関連とか。
・作品レヴュー(1000字程度1頁か500字程度半頁)。

※論考・エッセー等は特集テーマに絡まなくてもOKです。
・文字数: 論考(6000~1万5千字程度)、エッセー・コラム(2000字程度~)、作家や作品を取り上げての長目のレビュー・コラム等(1200~2400字程度)。

イラスト関連

・モノクロ/カラー(印刷時はモノクロ)。
・縦サイズ。
・1枚絵 or カット的なのはお任せします。セーラー男子も歓迎。雰囲気的には、完全お任せで、エロ・グロ・ゴア描写はR18級にならない範囲で、自由にやって頂いてOKです。
・文章関連が出揃わない状態での作業になるので(草稿とか進捗や、確実に取り上げる作品、テーマ等は随時連絡します)。
・イラスト+文のコラム的なものも歓迎。
・枚数はお任せします(最大、4、5枚程度?)。
写真関連

・モノクロ/カラー(印刷時はモノクロなのでグレースケールかモノクロ化で提出)。
・縦サイズか、A5に合わせてトリミング。
・特集に合わせた内容であれば何でもOKで、最大4枚程度。
・鈴木のほうも、作品制作で撮ったものや、エル・サントのルチャ・マスクとセーラー服を組み合わせて、『スケバン刑事II』をオマージュしたトホホ企画シリーズ「少女ルチャ・マスク伝説 エル・セーラー」からの作品を数枚選別予定。
締め切り等

・文章→校正や組み作業の関係で、4月中旬頃まで。
・イラスト/写真→4月下旬頃。
※具体的な日時は後日
今考えてる&決まってる&書いて貰えると嬉しい内容とか(文章類)


・特集についての概論的なもの→鈴木。
・中村宏関連のエッセー的なの→鈴木。

・月蝕歌劇団関連(特に、『聖・月蝕歌劇団ミカエラ学園漂流記』)。

・「制服の修辞学」(制服改定とか、ブルセラ関連、タイの日本人街「タニヤ」のカラオケバーの制服デーで使われるセーラーについてとか、昔まとめた論考があるので、量を調整しつつ、リメイク)→鈴木。荒書きですが、草稿自体はできているので、後日送付します。

・『ブラックワイトショー』内で、三つ編みセーラーメガネの風紀委員が、くまのぬいぐるみ(身代わり君)を竹刀でしばいてお仕置きする企画「ブラック・ホイッスル」。

・『セーラームーン関連』(できる限り、思い入れを突き放した感じで)。

・アーバンギャルドのPVとか、アイドル(おにゃんこ、AKB)、謎のアクション系寸劇がある乃木坂46「バレッタ」のPV(映像の様式美がかなり素晴らしいので、一見の価値あり)。

・「文学少女」の表象とセーラー服とか。

これなら書けそう! 寄稿で参加したいという方がおりましたら、 doxa666@gmail.com か、twitter: @junk666までご連絡下さい。その際に、内容のアイデアとか、「これについて書いてみたい」的な案を添えて頂けると助かります。
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